子どもの脳を伸ばす「しつけ」①

最近のあっくんは イヤイヤ暴走 が止まりません。    
問いかけに対してかえってくる言葉は、このうちのどれか。    
「ヤダ」「しない」「きらい」    
   
巷では魔の2歳児とか言われているので、それなりに覚悟して迎えた2歳。    
もちろん、もともと相手をするのは大変ではあるのですが、もうダメ!と思うようなこともなく、なんとか穏やかな気持ちでやり過ごして参りました。    
が・・・、3歳を迎える直前くらいから、これが魔の2歳児か!と思わせるような片鱗が出て参りました。    
そして今、かなりの勢いで「ヤダ」「しない」「きらい」を繰り返し、なすこと全てに支障をきたし始めました。    
   
先輩ママからのアドバイス    
「2歳であまりひどくなく、3歳でイヤイヤ期がきた子は倍くらいひどい」    
   
どうしよう…    
今朝も保育園に行くための準備(トイレ、着替え、朝ごはん、歯磨き)が遅々として進まず。    
最近、日々遅刻ギリギリの出社です…(泣)    
   
つい、「早く!」「いいかげんにして!」と小言を言いたくなります。    
けれど怒っても、どなっても、子どもとの関係がまずくなるばかり…ということはすでに分かっていることだし、意味がないのも重々承知しています。    
じゃあ、どんなふうに対応すればイヤイヤ期真っ盛りの あっくん とお互いなるべく嫌な思いをせずに関係を築けるのか・・・なんて考えていた時に出会った本がこちら。    
   
   
『子どもの脳を伸ばす「しつけ」』    


   
子どもが悪さをしたり、かんしゃくを起こしたりしたとき、親は「どう」すべきか?    
脳科学と心理学を応用した精神療法の観点から、子どもの脳と心を成長させる「しつけ」の具体的方法が書かれています。    
   
この本のしつけの定義がこちら↓    
   
しつけとは…子どもが自分とうまく向き合い、周りの人を尊重し、親しい人間関係を築いて、道徳的で倫理的な生活を送る能力を育て、立派な人間になる手助けをすること    
しつけの目的    
   ①子供が自発的にきちんとしたふるまいをするように導くこと
   ②困難やいら立ち、自分を抑えきれない感情の爆発などにうまく対処するスキルと能力を養わせること→応用/将来へのスキルとなる
   
この本を読んで、私のあっくんへのしつけは芯が通っていなかったな…と反省させられました。    
まずもって、漠然としつけをきちんとせねば…と考えていただけで、しつけをすることがどういうことに繋がっていくかまで考えていなかったのです。    
目的をきちんと持てば、何だか一貫したしつけができそうな予感…。    
   
では、このしつけの目的に必要なことは・・・と。    
   
どうやら、このしつけの目的を達成する為には、脳を育ててあげないといけないようです。    
脳としつけ。    
どいういう関係があるのでしょうか。    
まずは脳の仕組みについて見ていきましょう。    
   
≪脳の仕組み≫    
子どもの脳は1階と2階に別れており、それぞれに役割があるとのこと。    
1階の脳…本能・原始的な機能/怒り、呼吸、恐怖、瞬き      
2階の脳…未発達/自己洞察、柔軟性と順応性、共感、道徳観、しっかりした判断や計画作り、感情と体をコントロール    
   
2階の脳が1階の脳を抑える役割をしているのですが、子どもの脳は十分に発達していない為、なかなか1階の脳をコントロールできない。    
ようするに我慢がなかなかできない。    
どうも、1階と2階の脳のつながりを強くしていくと、2階が1階の脳の暴走を抑制し、我慢するという将来につながる大切なスキルを養うことができるようです…。    
   
ふむふむ。    
じゃあ、具体的にはどんなことすればよいのか???    
脳を育てる為には、どういった対応が効果的なの??    
そこが一番気になります!!    
あっくん と一緒にいることが、嫌にならない為に学ばねば!    

 

続きは次回に