子どもの脳を伸ばす「しつけ」②
さて、早速前回の続きです。
子どもの脳を伸ばす「しつけ」 怒る前に何をするか [ ダニエル・J.シーゲル ]
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あっくん を 素敵な大人にさせていくためには、脳の成長が必須。
脳の成長を促すサイクルがこちら。
①子どもを安心させる→②状態を確認する(共感:気持ちを認めていることを示す)→③耳を傾ける(親がしゃべりすぎない)→④反映させる(聞いたことを反映させる/単なる一時的なマイナスの気持ちが継続しないようにしてあげる)
癇癪を起した子どもにいくら言っても無駄です。
こちらの話など、聞こえてません。
なので、まずは子どもの気持ちを受けとめて、落ち着かせる。
「いやだったのね」「○○がしたかったのね」「うまくいかなかったのね」等、とにかく子どもの言うことを繰り返してみること。
子どもの気持ちを受け止める。そうすると、子どもは「そうなんだ」と、少し落ち着くようです。
そして次に、こどもの気持ちを代弁してあげる。
「悲しかったんだね」「くやしかったんだね」。
子どもの気持ちを言葉にしてあげると、子どもが自分の今の気持ちの名前を理解することができるようです。
子どもが落ち着き、話を聞いてくれそうな雰囲気になって初めて、注意を促す。
ただし、この注意。必ず、理由を入れつつ、かつ短的である ことがポイント。
長々と説教しても、子ども側には大切なことは伝わりにくいようです。
そして、子どもに注意の内容が届いたようであれば、もう一度やり直すなどして行動に反映させる。
この一連の流れが、我慢を覚え、脳を成長させるサイクルになるということらしい。
そして、「だめ」より条件付きの「いいよ」を使うと、説得しやすくなるようです。
早速、実践してみました。
最近、スーパーでアイスを買ってとせがまれ、アンパンマンの子ども用アイス15本入りを購入。
一日1本だけ、夜ご飯を食べた後のデザートで食べようね と約束して購入しました。
そして夜ご飯終了後、早速デザートタイム。
ぺろっと1本、完食。
そして私の目を盗み、2本目を勝手に冷蔵庫から取り出し、袋をあけようとする あっくん。
私と目があい、気まずそうな あっくん。
どうも、まずいことを自分はしていると分かっている様子。
あっくん:「アイス、食べる!」
ママ:「アイスをもう1本食べたいのね」
あっくん:「うん。食べたい」
ママ:「いいよ。けど、今日はもう、1本食べたね。だから、明日食べようよ。1日1本ってお約束したよね?」
あっくん:「明日?いいよ、明日ね。」
そして、アイスを返してくれました。
いつもなら、すぐに「ダメ」と言ってしまうのですが、今回は「いいよ」から始めてみました。
泣き叫んで、いやいやが始まるかと思いきや、あっさりとアイスをあきらめてくれてびっくり!
毎回うまくいくとは限らないですが、脳の仕組みや、あっくんの心身の成長には脳の成長が必要と言うことを理解したので、
前よりは、あっくんを長い目で見られるようになりそうです。
アンパンマンのアイスはこちら↓
1本が小さくて、「1本だけよ」と子供にだましてあげるのにちょうどよいサイズな気がしてます…
あっくん だましてごめんね